やる気がないときこそ『とりあえずやってみよう』からの二度寝のススメ。

最近、やる気が起きません。

寒い・日照時間が少ない・体調上がらん、等が理由でしょうか。

以前、『掃除のやる気が起きないときはネイルをしよう』という記事を書きました。

「今週は片づけ&掃除するぞー!」と思い立ったのに、何だか重い腰が上がらないなぁ、ってときはネイルをして気分をアゲて行動しよう、みたいな内容でした。

でも今回はそういう悠長な話ではなく、
「今朝、目が覚めて布団の中ですでにやる気がおきない」
という毎日のよくある問題です。
(布団の中以外でも、終業・帰宅後や日曜昼ごはんの後とかいろいろ。)

さて、そういうときはどうするか。
ネイルをする?いや、そもそもネイルする気もねぇわ。

そんなときは、『とりあえずやってみるか』もアリだと思います。

「試しにやってみて、やっぱダルかったら寝よう」
という前提ありでやってみると、半々くらいの確率で「お、案外できちゃったな。」となるときがあります。

「いや…やっぱ辛いわ…」
と感じるのなら、やる気の問題ではなくて心身が疲れているのかもしれないので、とっとと諦めて休みます。

運良く「やってみる」ができそうなときは、行動を続けてみます。

行動は、どこまでやり続ければ良いのか?
それは「自分の気が済むまで」です。

「何もできないなぁ・・・」というときは開き直って何もやらないのも選択肢のうちの一つですが、「できない」ということが自分を責めてストレスの元になったりもします。
それだとせっかく何もやらずにゆっくりしても気が休まりません。

そのために「やってみる」と決めたことはハードルを低くしておきます。
「朝起きて家事するのダルい…まぁ、洗濯機回すだけやっとくか。
できそうならそのまま起きて他の家事しよう。
ダルかったら二度寝して、後で乾燥機回しとこう。」
・・・など。
洗濯機回せたら「辛い身体でよくやった!今日のミッションクリア!」と自分を激褒めしましょう。

科学的な噂によると、「やる気スイッチ」というものは脳の側坐核というところにあり、側坐核は「行動すること」により動き出すので、やる気スイッチを押すためにはやる気がなくてもまずは行動してみることが良いそう。

「やる気が起きたら行動する、ではありません。行動をするからやる気が出るのです。」
とか聞きますよね。

やる気がなくても作業に取り掛かってみると止められなくなった、みたいな現象の原因もコレだそうです。

しかし、私の場合は
「やる気スイッチを入れた後の行動力 > 実際のHP」
なので、実は身体が限界なのに精神力で行動してしまうこともしばしば。
(そういう人は結構いると思う。)

それで限界突破でブッ倒れたときのリカバリーはかなりしんどいことになってしまうので、
「やってみよう」としてスイッチの入り具合がおかしい場合はHP不足だと判断して「また次回!」にしておくことにしています。

・・・ということを心がけながら、「やる気が激落ちのとき⇔案外できるじゃんなとき」を行ったり来たりしてたら…

気づけばやらなきゃいけないことがまぁまぁ綺麗に片づいてるんですよね。

半々の割合でやる気スイッチは入るので、入らないときにはオフって「また次回」のためにしっかり充電し、運良くスイッチオンの日にザクザク行動する。

疲れてるのに無理やり起きてダラダラ効率の悪い行動をし、
休むときに「自分はダメなやつだ…」とうじうじしてストレスを溜めまくる、
・・・そんな中途半端な行動を取るより、日々の自分の調子と相談しながら毎日を片づけていく方が確実に・自分に心地良く前へ進めるようです。

こんまり流お片づけ・私のビフォアー

こんまり流・片づけ祭のビフォアー・アフターを比較するため、ビフォアー写真を載せておこうと思います。

まずは自分の部屋。

デスク周り。見える収納だらけ。
モノは多いけど、全てジャンル分けして使いやすいようにビシッと揃えてあるので使い勝手は悪くはない。(机の上は何かの作業中です。)

見た目は悪い。

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本と飾り物達。密度がすごい。

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漫画と観葉植物。

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さて、この部屋でこんまり流お片づけを始めたのですが、
始めたあたりで家のリフォームが始まってしまいました。

そして『衣類』の片付けが全て終わった後、片づけ祭を2年間中断。

リフォーム後の部屋がこちらです。
「前の部屋の荷物 - こんまり流で捨てた衣類」全てをこの部屋に詰め込んだことになります。
部屋自体が広くなってるので、空間が空いて多少スッキリ見えます(気のせい)

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収納が3倍になったので、外に出てるモノは減ったかも。
衣類は元の2/3まで減らしたので、1スペースに全て収まってます。

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衣類(バッグも含む)は全て左側の扉にと、畳めないモノだけその隣のハンガーにかかってます。
それだけは褒めてやりたい。

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家具や棚を手放してしまったので(正気か)、段ボールに詰め込んだままです。

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以上が自分の部屋ビフォーです。
最初の部屋と新しい部屋の写真の間に2年空いてまして(引っ越しして何年もダンボールを開けない人状態)
どのへんを「アフター」との比較対象にすれば良いのか微妙なところです。

さて、自分の部屋だけならここまでなんですが、私のモノは一戸建ての実家のあらゆる場所に分散しています。

下の見取り図のオレンジで囲った部分が私のモノがある部分。

うん、全部屋ですね!!!!

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倉庫。
プライズ品やら本やらダンスの道具やら。

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倉庫。
製菓材料など。

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離れ。
本や季節モノ。

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2階の収納。
季節品やらプライズやら。

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廊下の収納。
食品とか裁縫道具。

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和室にたれぱんだがいっぱい。

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ピアノ周り。
たれぱんだ乗ってる。

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キッチン収納。
食器に製菓グッズ。

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等など・・・・分散している私のモノ達の一部です。
それでもリフォーム前にこんまり流を始めた頃に比べると、少しずつ分散したモノを他の場所にまとめたりして、何箇所かモノの浸食ヶ所を減らしました。

ではでは、これらのビフォーがどう変化するか、がんばってこんまり流片づけ祭を続けていきます。

こんまり流お片づけのやり方・実作業編

こんまり流お片づけの実作業の手順をあらためて確認しておきます。

【進め方】
大きな手順は

・片づけマインドを構築する
   ↓
・不要なモノを全て捨てる
   ↓
・収納する
     このスリーステップです。

このスリーステップは、以下の『こんまり6原則』『収納4原則』に従って行います。

『こんまり6原則』
①片づけることを決意する
②理想のくらしを考える
③まずは「捨てる」を終わらせる
④場所別ではなく、モノ別に片づける
⑤必ず「衣類→本類→書類→小物類→思い出の品」のカテゴリ順に片づける
⑥ときめきで判断する

『収納4原則』
①とにかくたたむ
②立てる
③集中させる
④四角く仕切る

原則の詳細はこちら
こんまり流お片づけの○○原則ならべてみた。

【実際の作業イメージ】
(ここでは『こんまり6原則』①②のマインド構築パートは終了しているものとします。
  マインド構築の詳細はこちら
片づけ前にやった方がいいこと・前編/後編

まずその対象のカテゴリのモノを家中から全て集めます。

衣類を片づけるなら、家中の自分の衣類を全てかき集めて1ヶ所に積む。
本類の片づけなら、家中の自分の本を全てかき集めて1ヶ所に積む。

かき集めた後にひょいっと出てきたモノは原則捨てます。
片づけは、絶対に自分のモノだけ取り組むこと。家族のモノには手を出してはいけません。

集めたモノを一つずつ両手で触れて、『ときめくモノ』を選びます。(ときめきチェック)
選んだモノ以外はお礼を行って捨てましょう

選んだモノは「仮置き」くらいのつもりで収納し、次のカテゴリーに進みます。
「仮置き」収納する物は『袋状』の柔らかい物に詰め込んではいけません。必ず『箱状』の硬い物にしまいましょう。

この作業を「衣類→本類→書類→小物類→思い出の品」の順で繰り返します。

この時に出た収納家具や収納グッズになりそうな箱などは次の『収納』作業まで捨てずにとっておきます。

全てのモノの取捨選択が終わったら、『収納4原則』に則って完璧に収納します。
『捨てる』と『収納』が終わるまでは、新たな収納グッズや収納家具を買ってはいけません。
現段階で存在している押入れ・クロゼット・収納家具・グッズ・箱に何が何でも納める努力をしましょう。
全てのモノを収納してみたけどやはり家具が足りない、というときだけ買い足しOKです。

収納は『9割収納』が目安。
7割収納だの5割収納だので引き出しの中にスッカスカの空間を遊ばせとくくらいなら、その余った3~5割空間に他のモノを詰めて、余った家具は捨てましょう

全ての収納が完璧に終わり、余った家具や箱を(ときめかなければ)捨てて『こんまり流・片づけ祭』の完了です。

【さぁ、動こう!】
実際にモノを集めて『ときめきチェック』をしようとすると、『こんまり6原則』だけではざっくりすぎて迷子になります。

例えば『衣類』カテゴリーの中でもトップスやアウターや靴下等の細かい小カテゴリーがあり、小カテゴリーにもふさわしい「片づけ順」があります。

そのような小カテゴリーを含めたこんまり流の全手順をタスク化してみました。

細かすぎる全手順はこちら
こんまり流お片づけ全タスクのリストを並べてみた
(個人的にプラスしたタスクも有り)