片づけ作業の前にやった方がいいこと色々・前編

こんまり流お片づけの『こんまり6原則』では、片づけ実働作業の前に「必ずやること」を挙げています。
→(こんまり流お片づけの○○原則ならべてみた。)

それは具体的に何をすればいいのか、またはそれ以外にやった方がいいことがあるのか、こんまりさんの本からピックアップしてみました。

項目的にはコチラ↓の1~18になります。
こんまり流お片づけの全タクスのリストを並べてみた。

1,片づけノートを作る
→上記の全タスクをノートに配置してドリルにしました。
ひとつのタスクが進むごとにチェックしていきます。

2,「人生がときめく片づけの魔法」を読む
3,「マンガ 人生がときめく片づけの魔法」を読む
4,「人生がときめく片づけの魔法2」を読む
5,「毎日がときめく片づけの魔法」を読む
6,「イラストでときめく片づけの魔法」を読む
→それぞれ役割が違う本なので、全部読むのがオススメ。
こんまりメソッドは書籍を熟読しないと失敗する
全部が無理なら2と4のみ。
ストンと腑に落ちるまで熟読。

7,片づけることを決意する
こんまり流お片づけ『始める宣言』をしよう!
決意だけじゃなく、周りに言いふらした方が良い。

8,自分への質問
部屋を片づける前に『理想の暮らし』について考えよう。
↑具体的にはコチラ。
一見関係なさそうでも、実はココに『片づけの”こり”ポイント』が隠れていたりするそうです。
片づけ作業で行き詰まったときにこの質問と回答を思い出してみると「あっ!ココが原因で片づけられないのか」とわかることも。

9,片づけ祭りの期間を決める
いつまでに理想の部屋と暮らしを手に入れるかイメージしてウキウキしましょう。
「次のクリスマスには綺麗な部屋でときめく食器で…」みたいな。
そして、重要なのは「いつまでに終わらせるか」よりも「いつから始めるか」です。
これも周りに宣言してしまいましょう。

10,「理想」の部屋の自問自答する
11,「理想」の部屋のビジュアルを決める
12,「理想」の朝のスケジュールを決める
13,「理想」の夜のスケジュールを決める
「10~13」の詳細は↓コチラ。
部屋を片づける前に『理想の暮らし』について考えよう。
「部屋を片づける目的」をハッキリさせます。

片づけの目的はモノ減らしではありません。


本来の目的は、
「理想の暮らしをして幸せになりたい。←だけど散らかった部屋ではそれができないから、部屋を片づける」
…であるはずです。

これをキチンと理解しておかないと、途中で片づけに疲れたときに
「もういいや!部屋が汚くったって死なないし!」
と投げ出す羽目になりかねません。
(「片づけなんて、しなくてもよいのです。死にません。」byこんまりさん ※注:本人が幸せであれば)

理想の暮らしを具体的すぎるくらいに妄想し、「完璧に片づけを終わらせたら、この暮らしが手に入る!」とゴールを設定すれば片づけモチベはブレません。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ココまでが、いわば理想を思い描く作業です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
次は現実と向き合いましょう。(続く)

部屋を片づける前に『理想の暮らし』について考えよう。

こんまり流お片づけの○○原則ならべてみた。

↑↑↑こちらの↑↑↑『こんまり6原則』の②「理想のくらしを考える」というルールがあります。

正直、「それって必要か?」とも思うし、「いや、部屋を大掃除したい人はそれなりに暮らしを改善したいからに決まってんじゃんwww何をわざわざwww」とかも思うのですが、こんまりさんはこのルールに関して一冊本を書いているほどに「理想の暮らしについて考える」ことを重要視してらっしゃいます。
(『毎日がときめく片づけの魔法』のことです。)

手順はこうです↓(こんまりさんの著書から拾いました)

【事前質問】
・お片づけは子供の頃から苦手でしたか?
・お母様はお片づけができる方でしたか?
・今はどんなお仕事をしていますか?
・その仕事を選んだのはなぜですか?
・休日にはどんなことをして過ごしていますか?
・(今やっている)趣味はいつから始めましたか?
・何をしている時間が一番楽しいですか?

【理想のくらしについての質問】
・あなたにとって「片付いた部屋」とは?
→何故そう思いますか?(連想的に3~5回答えてください)
・あなたにとって「理想のインテリア」とは?
→何故そう思いますか?(連想的に3~5回答えてください)
・あなたが「一番好きな場所」は?
→何故そう思いますか?(連想的に3~5回答えてください)
・理想の家でどう過ごしたい?
→何故そう思いますか?(連想的に3~5回答えてください)

【理想の時間の使い方についての質問】
・理想の朝のスケジュールを書き、それぞれの項目で「そのために何が必要なのか」も書いてください。
・理想の夜のスケジュールを書き、それぞれの項目で「そのために何が必要なのか」も書いてください。

【理想の家のビジュアルを決めよう】
理想の家をビジュアル化してください。
写真を貼る、イラストを描く、できない人は文章で書いても構いません。
写真の場合は「理想の一枚」を決める方が良いです。

【片づけ完成形のイメージ】
今自分がいる家・部屋の「産まれたままの姿」をイメージしてください。
(家具も荷物も何もない状態のこと)
結果的に不可能かもしれないけれど、とりあえずのゴールはそこです。

ずいぶんたくさんありますね!

でも、やるとやらないとは全く違います!!!
(現在『衣類』の途中までしか進んでいないけど。)
片づけのモチベーションが!
モチベというか、「やらなきゃいけない・・・私の人生のために!」という動機が!
そして、「モノを選択する・捨てまくる」という苦しみを和らげる理由が!

できればこの作業はこんまりさんの著書を(さらにできれば5冊→「こんまりメソッドは書籍を熟読しないと失敗する」)読み込んでから行うと非常にストンときます。

これを行うと、「片づけの目的」が非常にはっきりします

「スッキリした部屋で過ごしたいから?」いや違います。
だったらとりあえずウィークリーでも借りて家具のない部屋で過ごしてみればいいです。

そうではなくて、何か「こういう暮らしがしたいなぁ…」という、イメージが!妄想が!ありませんか!

とりあえずリアルの家は置いといて!
ゴチャゴチャの荷物も置いといて!

そうしたら、
「朝早起きしてササッと家事をした後、量も栄養もたっぷりな朝食を食べて、その後に趣味の絵の練習したり読書したり朝活したい。あ、ストレッチとか筋トレもしてスタートダッシュしたい。」とか
「もっとダンスとピアノの練習したいし、お菓子やパン作りもしたい。フェイクスイーツの材料もしまいっぱなしだけどあれで何か作りたい」とか
いろいろ出てくるわけです。

(こうった【理想のくらし】については、別に汚部屋でも実行できるので、とりあえずはやってみるのも良いそうです。
私も片付いてない部屋の中で【理想の朝の過ごし方】を実行しています。)

さて、この長ったらしい質問ワークを実行すると何の役に立つのか、ちょっと一例を挙げてみます。

例えば「あなたにとって『片付いた部屋』とは?」の質問に対しては、
私→「私の理想の暮らしを邪魔しない部屋」と答えたとします。
そこでハイ!「それはなんで???」と重ね聞きしましょう。
私→「?ええと…理想の暮らしをしようとしてもモノが邪魔してるし、もっとスムーズに動きたいからかな?」
さらに「なんでスムーズに動きたいの???」
私→「一日は24時間あるのに、モノをガサガサやってたら時間がもったいないでしょう」
またさらに「なんで時間がもったいないの???」
私→「だって多趣味だからやりたいことたくさんあるから!」
またまたさらに「なんでやりたいことがたくさんあるの?」
私→「人生は一度きりなんだから、やりたいことやらないと!」

はい、この質問に対して結論が出ました。

「片付いた部屋が欲しいのは、『スッキリした部屋でくらしたい』というボンヤリした理由ではなく、『人生は一度きりだからやりたいことをやるため』」という非常にはっきりして前向きな目的が出てきました。

同時に私は最初の【事前質問】で、「休日は寝てる」「趣味…あるけど最近できてない」「寝てるかネットサーフィンが楽しくて、正直何が楽しいのかわからない」と答えていました。

理想のくらし>>>>>>>理想を邪魔する汚部屋>>>>>>>>>現在の状況

私、号泣。

こうやって自分を掘って掘って掘り下げて行くと、自分が本当に望んでいる理想と、今の状況の差が浮き彫りになります。

そして、片づけをするのは「モノを捨てたい・減らしたい」のではなく『自分だけの理想のくらし』を手に入れるためなのだと納得することができます。

そしてそこにさらにダメ押しに「理想の部屋のビジュアル」を加えて、
「理想の暮らし…悔いのない充実した人生…そして素敵なお部屋…片づけ後にコレが手に入る…」
と、なりましたらば。

あれ?今、あちこちに詰め込まれているモノやゴチャゴチャ散らばっているモノ達って、理想の暮らしに必要か・・・・????

と、気づきます。

例えば!
どっかの大富豪が自分を見初めて、無尽蔵の財力により「君に理想の暮らしを与えよう…理想のお家を建てて家具もモノも好きなものを揃えてあげるから引っ越しておいで…」と言ってくれたら、引っ越す際にそのゴチャゴチャ、持って行きますか?
・・・とイメージするとわかりやすいかも。

いろいろ叩かれたり炎上したりしながらも、何度もこんまりさんはおっしゃっています。
「モノ減らしが目的ではありません。理想の暮らしを手に入れるのが目的です。そのために『あなただけの理想のくらし』に必要なときめくモノを選ぶのです。」

だから、ときめく本が大量にあるなら、ときめく服が山程あるのなら、それらは全部とっておいて構わないのです。

そのかわり、ときめかないものは全部捨てる。
「まだ使えるし」
ではなく、
「私の理想の暮らしに味方してくれるモノ」だけを選ぶのです。

このワークは、それを腑に落ちるように理解するのに非常に役に立ちました。

これから長い片づけの中で、迷うかもしれないし泣くかもしれないし途中で停滞するかもしれません。
でも、全てが『理想のくらし』を手に入れる道の途中だと思えば、くじけない気がします。

片づけに対する軸をつくる!
それが『理想のくらし』について考えよう、です。

こんまり流お片づけ『始める宣言』をしよう!

こんまり流お片づけの○○原則ならべてみた。
↑こちらの『こんまり6大原則』の①に「片づけることを決意する」というルールがあります。

非常に大切なことなので、わたくし実際にきっちり決意しました。

「何だそれくらい?決意でしょ、あーはいはい、片づけたいときにはそりゃするさ、決意。」
と思ってる割には、実のところ決意できてない人がなんと多いことか!!!

ぼんやり「片づけなきゃ~」とか思ってるのは『決意』のうちに入らないんですよ!

上記ツイートのように「(片づけなきゃ…でも今日は)やだよぉ…めんどくさいよぉ…」と、片づけに関していろいろ考えているようで、実際片づけに関しては1ミリも成果を出していない無駄極まりない時間にはとっとと終了のお知らせを叩きつけましょう!

さて、私は以前、『ダメな大人の時間割のススメ』という記事を書きました。
「子供時代は親・先生が、大人になってからの会社では上司が時間を管理してくれてたけど、プライベートではそれがないから時間の使い方がグッダグダ。だから時間割を作ってバーチャル上司とすべし!」という話でした。

そして私は一日の時間を区割りし、そこにこんまり流お片づけの全タクスのリストを並べてみた。のタスクをはめ込んで何も考えずにとにかくこの時間割どおりに動く、という方法を考え出しました。

しかしここでまた問題が。

この時間割を発動するきっかけがない・・・!!!

いや、明日からやれよ、とも思いますが、

今日は疲れてるからなぁとか、図書館に返す本を先に読んでからとか、月曜からやった方がキリ良くない?とか、そりゃまぁいろいろと先延ばしする理由がいろいろ出てきます。

これが学校とか会社だったら、問答無用に時間割が始まりますよね。

と!いうわけで!

学校・会社等の代わりに問答無用に時間割をスタートさせるためのものが…
こんまり6原則の①「片づけることを決意する」です。

こんまりさんによると、「いついつまでに片づけを終わらせて、クリスマスは素敵なお部屋で…」とか片づけの終了時期を決めるのではなくて、「いつから始めるか」をバシッと決めてしまうことが重要だそうです。

片づけスタートの日をスケジュール帳やカレンダーに書き込み、『予定』として組み込んでしまう。

こんまりさんのレッスンでは、こんまりさん御本人や片づけコンサルタントの方がお家にやってくるので逃げられませんが、独学派の私のところには来ないので、別の方法で逃げ道を塞ぎます。

ありふれた方法ですが、人に言いふらしてしまうことです。

実際に私がやったことは、以下の3点。

こんまり流お片づけの全タクスのリストを並べてみた。から片づけにかかる日数を概算し、カテゴリごとにいつからいつまでかかるか書き込みます。
その際は「来週から~」とか「夏中に~」とか曖昧な言葉ではなく、
「○年○月○日(曜日)何時に始めて~○年○月○日(曜日)何時に終わらせる」
と、年月日はおろか、時間まで指定しましょう!
日にちだけだとどうせその日の朝からゴロゴロして気づけば夕方になってること請け合いです!

②そして、それを目立つ場所、できれば家族の目にも触れる場所に貼ります。
自分の手帳にも貼っとくといいです。

③最後に、人に決意を言いふらします。
私は家族と、Twitterと、あとこのブログですね。

Twitterには勝手に『#みんなでお片づけ』というタグを作って、「今から始めます!」と宣言をし(応援メッセージをいただいた…!)、毎日途切れないようにこのハッシュダグでつぶやくことにしました。

そして、決めた「○年○月○日(曜日)何時」にお家にこんまりさんがやってくると妄想しながら当日を迎えました!

少々おおげさで面倒な作業ですが、私のようなやるやる詐欺師には有効な手段です。

なにしろこんまりさん自身が『こんまり6原則』の①にわざわざ入れているということは、それだけこの『片づけの決意』が重要であり、また多くの人がやるやる詐欺で終わっているということなのでしょうね。

決意して始めたからには、少々停滞してもこんまり流全タスクと『#みんなでお片づけ』タグを止めないようにします!

こんまり流お片づけの○○原則ならべてみた。

「ときめきで行うお片づけ」として一躍有名になった「こんまり流お片づけ」ですが、ちょっとわかりにくい部分もあるようです。

理由は、大ヒットしたこんまりさんの著書『人生がときめく片づけの魔法』は読み物としての性格が強く、実際の片づけルールをピックアップしにくいことと、
メディアやネットが流すこんまりメソッド情報は一部分でしかないことにあると思います。

こんまりさんの本を何冊も読んでいくと、「これが大原則です!」みたいな項目があったので備忘録として書いておきます。

こんまりメソッドには
『こんまり6原則』『収納4原則』があります。

こんまり6原則は、こんまり流の始め~モノを捨てるまでの原則で、
収納4原則は残ったモノを収納する際の原則です。

これに従ってこんまり流お片づけを「始めて」「モノを捨てて」「収納すれば」お片づけ完了!というわけです。

『こんまり6原則』
①片づけることを決意する
②理想のくらしを考える
③まずは「捨てる」を終わらせる(終わらせるまでは収納禁止)
④場所別ではなく、モノ別に片づける
⑤必ず「衣類本類書類小物類思い出の品」の順に片づける
⑥ときめきで判断する(ときめくモノを選び、それ以外を捨てる)

『収納4原則』
①とにかくたたむ(畳めそうなモノは何でも畳んで収納)
②立てる(立てられそうなものは何でも立てて収納)
③集中させる(同じカテゴリーのモノは同じ場所に収納)
④四角く仕切る(収納場所はお弁当箱のように仕切って収納)

収納4原則は、「こうやればスペースが節約できるし、モノも増えにくいよ」というオススメ原則であって、片づけ実践者本人に別の収納法のこだわりがあるならばそれはそれで良いそうです。
「よくわからないし、4つも原則守れないよ!」というときは、①②を守るだけでもOK.(2大原則)

こんまり6原則の方は、片づけに失敗しないために絶対に守らなければならないルールです。
その中でも①②④は直接片づけには関係なさそうなので、独学でこんまり流お片づけに挑戦する人は飛ばしがちになりますが、絶対にやった方が良いです。

だからわざわざ「6原則」の中に入れてるわけですしね。

私は現在実践中の片づけノートにこの原則を貼り付けています。

細かいルールやテクニックはもっとたくさんありますが、基本はこの原則に従えばオッケーらしいです。

容赦なく「捨てる」部分ばかりが取り沙汰されて、ハードで厳しいイメージもついてまわるこんまり流お片づけですが、あくまでも「自分のときめきに従う」のが原則なので、それを含めた基本原則さえ厳守すれば他は「あなたがそれでときめくならどうぞ、ぜひそうなさってください!」と、結構ゆるい部分もあるようです。

それ故、ゆるゆる通り越してグダグダにならないように、こんまり6原則はしっかり心に刻みつけておきたいですね。

こんまりメソッドは書籍を熟読しないと失敗する

『こんまり流お片づけチャレンジ』の全タスク2~6番目、「こんまりさんの本を読む」を黙々と実行しました。↓↓↓
こんまり流お片づけの全タクスのリストを並べてみた。

こんまりさんの本は買って以来、何度も読み返しているのですが、今回の片づけ祭りの前に改めて集中熟読してます。

これをこんまりさんの「片づけ前講座」の代わりにしています。

実際のこんまりさんのレッスンでは、レッスン生のお宅での片づけ作業の前にみっちりレクチャーがあるそうです。

こんまりメソッドの大枠ルールは非常にシンプルで、
「衣類・本類・書類・小物・思い出の品」の順番に、ときめくモノ以外を捨てて残ったモノをしまうだけです。

この情報を元に片づけるだけでも、モノはかなり効率的に減ります。が。

ここで大きな問題があります。
こんまりさんの本では「片づけはマインドが9割」と何度も何度も語られています。

マインドとは何のことかというと、上記のルール文章の中で言う『ときめき』の部分がこれにあたります。

つまり、『ときめき』が片づけのほぼ9割を担う・・・

担ってる割には、イミがわからん。

ん?要は好きなものを残して好きじゃないものを捨てればいいのか???・・・とか。

まぁいいやテキトーで。

・・・と、自己流で進めてしまうと失敗します。
何せ9割ですからね。

周囲の人や、ネットの意見を拾ってみると、この『ときめき』の部分で失敗している人が多いようです。

こんまりさんが側についていてくれれば、そこらへんをサポートしてくれるのでしょうが、私にはついていてくれてません。

代わりに、こんまりさんが書いた本があります。

本にはこんまりさんがお片づけで伝えたいことがほぼほぼ書いてあるっぽいので、熟読すれば『ときめき』の真髄も理解できます。

ただ、こんまりさんの文章はかなり面白いので、そっちに気を取られて『ときめき』に関する文が出てきてもサラッと流しがちです。
(「理解できんわ」で済ます人もいます。)

そこをグッと留まって、噛んで飲み込むように何度も何度も理解して腑に落ちるまで読み込むと、「ああ…『片づけ』って、そういうことなのか…」とストンときます。

独学でこんまりメソッドを実行する人には必須の行程です。

さて、こんまりさんこと近藤麻理恵さんは今までに10冊の出版物を出しています。(内、2冊は改訂版。なので実質8著書)

その中で私が所有している本は5冊です。
改訂版2冊は未読(ほぼ同じ内容らしいです)、他3冊は日めくりカレンダーと片づけノート(内容は他著作と同じ)、子供向け絵本なので、特に必要ではないと判断しました。

追記:2020.9.21 改訂版の2冊と最新作『Joy at work』を立ち読み・絵本を図書館で借りて読みました。

というわけで、手持ちの5冊のご紹介です。

『人生がときめく片づけの魔法』
こんまりさんの最初の著書。
だいたいここに、マインドに関することも実際の片づけの手順も書いてあります。
一応コレ一冊でオールマイティーですが、きっぱりした性格の人じゃないとこの本だけでは失敗することもあるようです。
読み物としてかなり面白い本なので、(こんまりさんの文章やエピソードが面白い)片づけする気がなくても読む価値はあります。

改訂版は少し細かく書いてあります。(特に『本類』『書類』)
あと、初版のキツい物言いが和らぎ、読んで芽生える反発心へのフォローもあります。

『人生がときめく片づけの魔法2』
失敗した人向けの本です。または、前著を読んで「むーりー」と拒否反応を起こした人向けでもあります。
こんまり流独学派が一番つまづく「ときめきとは」に関してしつこいくらいにページを割いているので、じっくりじっくり理解できるまで熟読すると良いです。
ちなみに前著で心が折れそうになった私は、こちらを読んでやる気になりました。

改訂版は、軽く立ち読みした限りではあまり違いはありませんでした。

『マンガ 人生がときめく片づけの魔法』
「人生がときめく片づけの魔法」を漫画化したものです。
汚部屋のヒロインがいるので、共感しながら読み進められるかも。
内容的には「片づけの魔法」と同じですが、こんまりさんのおもしろエピソードの脱線が入っていないので「ああ、実際はこうやって対話しながら、こんな風に進めていくんだな。」とイメージがしやすいです。

『毎日がときめく片づけの魔法』
ほぼ「マインド9割」に関して書かれた本です。
こんまりメソッドでは、片づけ作業に入る前に「自分や家と対話して理想の暮らしを考える」行程があります。
独学派でコレ実際にやってる人どんだけいるんかなと思いますが、
こんまり流6大原則に入るくらい重要なことです。
この本は、その「対話・理想の暮らし熟考」を実行する上で役に立ちます。
しかし、美しい写真とポエムな文章も混じったちょっと浮世離れした本のため、かえって「こんなもん、ファンタジーやろ」と受け付けられない人もいるかもしれません。(私は最初、そうでした。)
でも、コレも最初の2作品を熟読した上で毛嫌いせずにしっかり読み込むと「なるほどー!そういうことか!!!」とこんまり流の理解が深まります。

『イラストでときめく片づけの魔法』
前著とは一転、「片づけのノウハウ・テクニックだけ108つ詰め込みました」という本です。
「マインドとかときめきとかどうでもいいから、やり方だけ詳しく教えてくれよ」って人にはピッタリの本です。
本当は、前の著書群をしっかり読み込んで、マインドも叩き込んた人が実際の片づけ作業に入ったときに「アレ?これってどうすればいいのかな???」と迷ったときに辞書のように引く、という使い方が推奨されています。

イラストでわかりやすく、片づけノウハウ本として優れています。

ーーーーーーーーーーーーーー
私はこれらを順番に・中断せずに、フセンを貼ってメモを取りながら読んでいきました。
時間はかかりましたが、サラッと読んだときとは格段に違う理解度が得られ、片づけテンションが上りました。

もし人にオススメするなら、『片づけの魔法』と、心が折れそうなときの『片づけの魔法2』のセットでしょうか

「本を読んだけど失敗した」「実行に躊躇する」という人がいたら試して欲しいです。

こんまり流『片づけけノート』のススメ

『こんまり流お片づけの全タクスのリストを並べてみた。の①番目、片づけノートを作りました。

このノートには『こんまりメソッド』の細かいタスクが全部順番に並んでいます。
ついでに困ったときにどうするという一言も書き加えてあって、ノートの指示通りに作業を進めてチェックボックスを潰していけば作業が終わる、という代物です。

きっかけは、『人生がときめく片づけの魔法2』に登場する片づけレッスン生の方が、片づけノートを作って作業ごとにシールを貼っていくというエピソードを読んで、私もやってみようかなと思ったことからです。

また、『片付づけの魔法2』には
「片づけの終わりが見えなくて心が折れそうなときは、家全体のどこに何があるかリストを作ると息抜きになる」
「ビフォアー写真を撮ると、後々の楽しみができる」
とも書かれていました。

実際の片づけ作業以外にも、こんまりメソッドでは『片づけ前の自問自答』『片づけ前のイメトレ』などがとても大切とされています。

独りでこんまりメソッドをやっても、ココって飛ばしがちになっちゃわないだろうか?

それに、こんまりメソッドではとにかく『順番』が重要らしい。
順番を飛ばしてもダメだし、一つの手順を不完全にしたまま次の手順に進んではいけない。

そういうことも独りで完璧にできるだろうか???

そうだ!ドリルだ!!!!

一日一回10分とはいかないけど、一日で済む軽めの量のタスクを順番に並べてひとつひとつ潰していけば、何も悩まず正しくこんまりメソッドを進めることができるのでは?

こんまりさんの書籍では、『実際にやること』と『その際に各所各所で気をつけること』がページのあちこちに飛んでるので、本のあっちをめくったり・こっちをめくったり、「あっ、こんなときはどうすれば良かったんだっけ・・・どこに書いてあったっけ?」と迷うことがあります。

そこを、迷わないようにスパーっとまっすぐ進めるようにしたら良いのでは!

・・・というわけで、自作でドリルを作ることにしました。

しっかり「片づけ前の自問自答」云々やビフォアー写真、リスト作りなど、こんまりさんの本に書かれていた「片づけ実作業とは関係ないマインド面のアレコレ」もきちんとドリルに組み込みました。

そしたら『人生がときめく魔法の片づけノート』という片づけドリルが公式から発売されちゃったんですけどね、1100円。

我が家にはこんまりさんの著書が5冊あるのですが、『魔法の片づけノート』を立ち読みした感じでは、手持ちの書籍以上のことは書いてなかったようなので購入は止めました。

そして手持ちの5冊から抜き出した内容を付箋に書き出し、『魔法の片づけノート』を真似しながらルーズリーフにペタペタ貼り付けてオリジナル片づけドリルノートの完成です。

作るのは大変でしたが、ドリルの課題1単位ごとの作業量が少ないので、「一日1つこなしてチェックボックスにチェックを入れれば、何日かサボる日があったり、どっかで手こずる場面があっても来年度までには終わるな(全243タスク・8ヶ月。現在6月だから休みなくやれば来年2月に終わる。)…と先が見えるので気が楽です。

もしどこかで片づけがストップすることがあっても、「ココまではやった」と明確にわかるので、再開も簡単だと思われます。

まずはチェックリストの1番目、「片づけノートを作る」にチェックを入れ、次の「こんまりさんの本を読む」に進みます。

このブログの作り方(備忘録)①全体の流れ

ド素人がゼロからこのブログを作っているので、どうやって作ったのかメモしときます。
作ってから一年経ってしまったのでかなり忘れてますが。

まず、「ブログやろう!」と思ったときの最大の希望はアメブロやFC2みたいな出来合いの無料ブログではなくて、自分で作ったオリジナルのブログが欲しかったということ。

理由は、長く好き勝手やるならオリジナルのブログの方が都合が良いらしいから。

無料ブログは無料な分、提供会社に色んなものを持っていかれてるので、長く続けている人は途中で「自分でブログ作っときゃよかった・・・」と後悔することもあるとかないとか。
(広告入れられたりとか、投稿内容に制限があったりとか、いきなりサービスまるごと消えたりとか…OCNブログもYahooブログも消えましたね、大きな会社なのに。)

さて、自分でブログを作るには、
・ドメイン
・サーバー
・ブログソフト
が必要らしい。

んで、これらの役割は
・ドメイン=ブログの住所(サイトURLの元)ドメイン会社で借りる
・サーバー=ブログデータを置いとく場所サーバーレンタル会社で借りる
・ブログソフト=サーバーにインストールしとくものどっかで手に入れる

ものらしい。

そして、ブログを立ち上げて投稿まで持っていくまでの大まかな手順は以下の通り。

①ドメイン手に入れる
②サーバー借りる
③サーバー←→ドメイン 両者を紐付ける。
ブログが今から建設する『家』だとすると
サーバーという『土地』にドメインという『住所』をつけるといったところ。
紐付けはサーバーの方にドメインを認証させるのと・ドメインの方にサーバーを認証させるのと、両側からやらなきゃいかんので注意。
④ブログソフト手に入れる
⑤サーバーにブログソフトをインストールする。

住所(ドメイン)がついた土地(サーバー)に家(ブログ)が建つってかんじ。
⑥ブログ内構築(ブログタイトルとか各固定ページとか画像とか)
⑦何か色々対策(セキュリティとかSEOとかバックアップ体制とか)
⑧記事投稿

(実際にこの手順でブログを作ったのは一年前だけど、⑥と⑦の部分がテキトーすぎてブログ内がとっ散らかっています。)

まずは、ブログ立ち上げに必要なドメイン・サーバー・ブログソフトを用意して次回へ続きます。

『片づけ』の前の『片づけ』をしていた話。

こんまり流お片づけをするために、まずは近藤麻理恵さんの著書をじっくり読むところから始めました。

朝5:00に起きて家事を済まし身なりを整え、出汁と具材たっぷりのお味噌汁を含め栄養バランスの良い朝食をとり、飼い猫と戯れてラジオ体操。

6:30、清らかな空気が流れる中、朝日が差し込む窓際でコーヒーを飲みながら、『人生がときめく片づけの魔法』のページをめくる・・・

こんな清々しい状況だから本の内容もよく頭に入るなぁ…清々し…?
そこに積んである本が気になる。

あそこにゴチャッとかためてある雑貨も気になる。

気づいたら、午前中の大半を部屋の片づけに費やしていました。

いや、片づけするためにこんまりさんの本読んでんだけど。
(もちろん、このときの「片づけ」はちゃんとした片づけではなく、モノを見えないように詰め込んだだけ。)

コレって、アレですよね。
ついさっき読んだばっかなんですよ『人生がときめく片づけの魔法』で。

試験勉強の前日になると部屋が片づけたくなる現象!!!

こんまりさん調べでは、この現象はけっこう一般的なもので、
心がざわざわと騒がしいときに、それを「眼の前を片づける」というニセスッキリ行為でごまかす現象なんだそうです。
(だから試験が終わって問題が「片付いて」しまうと片づけ熱はすっかり消えてしまう。)

ううむ、そうか…私の心は今、ざわついてるんだな…

・・・って、そのために片づけようとしてるんだし!!!

人生がとっ散らかってざわついているから部屋を片づけようとしているのに、そのための片づけをしようって、何だかおかしい。

こんまりさんいわく、目の前が散らかっていると、自分の人生のとっ散らかり・問題もごまかされて見えなくなってしまうとのこと。
部屋を完っっっ璧に片づけてしまうと目先のごまかしが消えて、本当の問題と向き合うことになりますよ・・・と!

私の目標は、今、目の前の本が見えなくなることではなく、『人生のとっ散らかり』に向き合うときにいちいち『部屋のとっ散らかり』に邪魔されたくないこと!

とっとと部屋のとっ散らかりから開放されましょう!

掃除のやる気が起きないときはネイルをしよう

こんまり流お片づけやるぞ~!

ブログもやるぞ~!

と気合十分でございましたが、

PCが壊れました。

一台は壊滅的、もう一台は微妙な故障。

そして季節の変わり目なのか、自分の身体の不調。

やる気が削がれていく・・・6月中に半分は終わらせておきたかったのに、こんまり流。

ヤバい、去年の今頃もこうやってPCと格闘してたら休暇が終わったような気がする。
二の舞はゴメンだ!!!

・・・・と!いうわけで!!!

手と足のネイルをキレイにしてみました。

梅雨ネイル

断じて現実逃避ではございません。

世の中には何か行動をするときの『スイッチ』を持っている人がいますが、
家をキレイにするときの私のスイッチがネイルなのです。

それは単に「ネイルをすると気分がアガってやる気出る~」というだけではありません。

キレイにネイルを塗られた自分の手を見て、
「こういう綺麗な手なら、家のあちこちを綺麗に掃除しそうだな。」
と感じるからです。

逆説的に、
「こういう綺麗な手に汚い家はふさわしくない。」
→だから家は綺麗にしようかな。
…とも感じるのでやはり掃除をするようになります。

こんまりさんはお片づけの仕事は神聖な気持ちで臨むためにスーツ姿で行うそうですが、私の「綺麗な手は家を綺麗に掃除する」という現象もこれに通ずるものだと思います。

最近では別にネイルをしなくても掃除の習慣がついてしまったし、
そもそもキチンとネイルするのは恐ろしく面倒くさいのであまりやらなくなってしまったのですが・・・

気合を入れ直すためにも、久しぶりにやってみました。

さて、単なる雑談のような記事ですが、コレけっこう重要な話です。

自分で一念発起して独りで自分の部屋を片づけるという行為は、
あたりまえですけど動力源が自分のやる気だけです。
あたりまえですけど、これが大問題です。

コレが職場の大掃除だったり、家族から「部屋を片づけなきゃ家から叩き出す」とか、よそからの圧力や期限が設定してあったら、だらしない人間でもまぁまぁ行動するんです。

 ↓よそからの圧力がないときは・・・
  ダメな大人の時間割のススメ

でも、「動力源が自分のやる気のみ」というセルフお片づけの場合は、やる気が起きない限り永遠に部屋は片付きません。

そこで!『スイッチ』です。

スイッチを他人からの号令の代わりにするのです。

「ネイルをしたら掃除をする」スイッチのように、
何かをしたら片づけをする、というスイッチがあればよろしいかと・・・!

しかし、「ネイルする」はスイッチにしてはちょっと面倒すぎるので、何か別のスイッチが欲しいな・・・(それにネイルは掃除のスイッチではあっても、片づけのスイッチではない…)

WordPressで記事書いてたら勝手に赤の波下線引かれる(備忘録)

WordPressで新規の記事を作成していたら、文章のところどころに勝手に赤の波下線が引かれていました。

『PHP』とか『xFREE』とかの単語の下に引かれてるっぽい。
↑今も引かれた。(投稿記事には引かれないようです。編集ページのみ。)

オンマウスしても反応ないし、右クリックしても何も起こらない。

そこで
『WordPress 勝手に波線』
でグーグル検索。

謎が解明されました。

引用:WordPressでスペルチェックを無効にする方法(Chrome・Firefox・Safari)

なるほど。
Google Chromeによるスペルチェックだったらしい。

無効にしたい人は

Windowの場合
Chrome「設定」→「詳細設定」→「言語」→「スペルチェック」→「英語」オフ

MacOSの場合
Chrome「編集」→「スペルと文法」から「入力中にスペルチェック」チェックを外す。

私は気にならないので放置で行きます。