『こんまり流お片づけチャレンジ』の全タスク2~6番目、「こんまりさんの本を読む」を黙々と実行しました。↓↓↓
こんまり流お片づけの全タクスのリストを並べてみた。
こんまりさんの本は買って以来、何度も読み返しているのですが、今回の片づけ祭りの前に改めて集中熟読してます。
これをこんまりさんの「片づけ前講座」の代わりにしています。
実際のこんまりさんのレッスンでは、レッスン生のお宅での片づけ作業の前にみっちりレクチャーがあるそうです。
こんまりメソッドの大枠ルールは非常にシンプルで、
「衣類・本類・書類・小物・思い出の品」の順番に、ときめくモノ以外を捨てて残ったモノをしまうだけです。
この情報を元に片づけるだけでも、モノはかなり効率的に減ります。が。
ここで大きな問題があります。
こんまりさんの本では「片づけはマインドが9割」と何度も何度も語られています。
マインドとは何のことかというと、上記のルール文章の中で言う『ときめき』の部分がこれにあたります。
つまり、『ときめき』が片づけのほぼ9割を担う・・・
担ってる割には、イミがわからん。
ん?要は好きなものを残して好きじゃないものを捨てればいいのか???・・・とか。
まぁいいやテキトーで。
・・・と、自己流で進めてしまうと失敗します。
何せ9割ですからね。
周囲の人や、ネットの意見を拾ってみると、この『ときめき』の部分で失敗している人が多いようです。
こんまりさんが側についていてくれれば、そこらへんをサポートしてくれるのでしょうが、私にはついていてくれてません。
代わりに、こんまりさんが書いた本があります。
本にはこんまりさんがお片づけで伝えたいことがほぼほぼ書いてあるっぽいので、熟読すれば『ときめき』の真髄も理解できます。
ただ、こんまりさんの文章はかなり面白いので、そっちに気を取られて『ときめき』に関する文が出てきてもサラッと流しがちです。
(「理解できんわ」で済ます人もいます。)
そこをグッと留まって、噛んで飲み込むように何度も何度も理解して腑に落ちるまで読み込むと、「ああ…『片づけ』って、そういうことなのか…」とストンときます。
独学でこんまりメソッドを実行する人には必須の行程です。
さて、こんまりさんこと近藤麻理恵さんは今までに10冊の出版物を出しています。(内、2冊は改訂版。なので実質8著書)
その中で私が所有している本は5冊です。
改訂版2冊は未読(ほぼ同じ内容らしいです)、他3冊は日めくりカレンダーと片づけノート(内容は他著作と同じ)、子供向け絵本なので、特に必要ではないと判断しました。
追記:2020.9.21 改訂版の2冊と最新作『Joy at work』を立ち読み・絵本を図書館で借りて読みました。
というわけで、手持ちの5冊のご紹介です。
『人生がときめく片づけの魔法』
こんまりさんの最初の著書。
だいたいここに、マインドに関することも実際の片づけの手順も書いてあります。
一応コレ一冊でオールマイティーですが、きっぱりした性格の人じゃないとこの本だけでは失敗することもあるようです。
読み物としてかなり面白い本なので、(こんまりさんの文章やエピソードが面白い)片づけする気がなくても読む価値はあります。
改訂版は少し細かく書いてあります。(特に『本類』『書類』)
あと、初版のキツい物言いが和らぎ、読んで芽生える反発心へのフォローもあります。
『人生がときめく片づけの魔法2』
失敗した人向けの本です。または、前著を読んで「むーりー」と拒否反応を起こした人向けでもあります。
こんまり流独学派が一番つまづく「ときめきとは」に関してしつこいくらいにページを割いているので、じっくりじっくり理解できるまで熟読すると良いです。
ちなみに前著で心が折れそうになった私は、こちらを読んでやる気になりました。
改訂版は、軽く立ち読みした限りではあまり違いはありませんでした。
『マンガ 人生がときめく片づけの魔法』
「人生がときめく片づけの魔法」を漫画化したものです。
汚部屋のヒロインがいるので、共感しながら読み進められるかも。
内容的には「片づけの魔法」と同じですが、こんまりさんのおもしろエピソードの脱線が入っていないので「ああ、実際はこうやって対話しながら、こんな風に進めていくんだな。」とイメージがしやすいです。
『毎日がときめく片づけの魔法』
ほぼ「マインド9割」に関して書かれた本です。
こんまりメソッドでは、片づけ作業に入る前に「自分や家と対話して理想の暮らしを考える」行程があります。
独学派でコレ実際にやってる人どんだけいるんかなと思いますが、
こんまり流6大原則に入るくらい重要なことです。
この本は、その「対話・理想の暮らし熟考」を実行する上で役に立ちます。
しかし、美しい写真とポエムな文章も混じったちょっと浮世離れした本のため、かえって「こんなもん、ファンタジーやろ」と受け付けられない人もいるかもしれません。(私は最初、そうでした。)
でも、コレも最初の2作品を熟読した上で毛嫌いせずにしっかり読み込むと「なるほどー!そういうことか!!!」とこんまり流の理解が深まります。
『イラストでときめく片づけの魔法』
前著とは一転、「片づけのノウハウ・テクニックだけ108つ詰め込みました」という本です。
「マインドとかときめきとかどうでもいいから、やり方だけ詳しく教えてくれよ」って人にはピッタリの本です。
本当は、前の著書群をしっかり読み込んで、マインドも叩き込んた人が実際の片づけ作業に入ったときに「アレ?これってどうすればいいのかな???」と迷ったときに辞書のように引く、という使い方が推奨されています。
イラストでわかりやすく、片づけノウハウ本として優れています。
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私はこれらを順番に・中断せずに、フセンを貼ってメモを取りながら読んでいきました。
時間はかかりましたが、サラッと読んだときとは格段に違う理解度が得られ、片づけテンションが上りました。
もし人にオススメするなら、『片づけの魔法』と、心が折れそうなときの『片づけの魔法2』のセットでしょうか。
「本を読んだけど失敗した」「実行に躊躇する」という人がいたら試して欲しいです。
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“こんまりメソッドは書籍を熟読しないと失敗する” への1件の返信