なぜ、私は片づけをしたいのか

 

  片づけをしたいです。 

ちょっとやそっとの生半可な片づけではなくて、『こんまり流お片づけ』で私の所有物・所在地をヘアピン一本・メモ紙一枚残すことなく根こそぎ片づけたいです

なぜ片づけたいのか?
それは毎日がわずらわしいからです。

「あ、ノートの端っこが剥がれかけてる。えーと、ノリは…あのゴチャゴチャした引き出しから出すの面倒くさいな」と、後回しにする。

せっかくお気に入りのカバンがあっても、押入れの奥に突っ込んであるので使わないまま。

本棚の奥から取り出した本も、また奥の方に仕舞うのがやっかい。

服が多くて衣替えしたくない。

・・・などなど、別にゴミ部屋ではないけれども、イマイチ整然としていない部屋では日々ちょっとした行動をするだけでも非常にわずらわしいのです。

私は多趣味で、やりたいことがたくさんあります。

でも、自由な社会人が就業後に何かやろうと思っても、ついついどっかに寄り道したり帰宅後テレビに見入ったりネットチェックしちゃったりして気づいたら寝る時間になってることが多いです。

だから、仕事中から気合を入れて、「真っすぐ家に帰ったらすぐにカバンとか上着とか片づけて、必要最低限の家事をちゃちゃっとやったら◯◯(趣味)にとっかかるぞ!」とイメージしながら「真っすぐ・ちゃちゃっと」行動したわけですが。

趣味に取り掛かれたのは帰宅後30分後・・・

カバンと中身を片づけたり、洗濯物を畳んで仕舞ったり、作業のために机の上を片づけたりしているうちに時間が経っていました。

 衝 撃 で す。

そして、改めて一日の行動を自分で観察してみると、「早寝しよう!」と早めに風呂を済ませても、寝る前も何だかんだで雑用に時間をとられて就寝予定の20分後に布団に入っている。

朝に早起きして朝活しようとしても、同じような雑事で時間が削られている。

時間がもったいない現代人だというのに、私は毎日毎日こんな雑雑したことに大きな時間を費やしてる!!!

 もう、こういうのナシにできないかな・・・?

でもさ、寝坊したときって、最短の時間で行動できてない?

急いでるから?

いや、それもあるだろうけども、無駄を一切削ぎ落とした行動をしているから速いんだよね!

普段の生活からも、その無駄を削除できないだろうか????

おそらく、ちょっとした行動の邪魔をしている部屋の雑然さを取り除いたら、もっとスムーズに行動できるのではないか?

と、部屋の総片づけに立ち上がりました。

そして片づけを始めてまた気付いたことがあります。

『こんまり流のお片づけ』というのは過酷で、自分の持ち物を全て床に積み上げることから始めます。

床が埋まるので、マトモな生活はできなくなります。

そこで、床が埋まると困ってしまう用事は先に終わらせておく必要があるし、最低限の生活ができるスペースを確保するために先に見当をつけて計画を立てなければなりません。

しかも、当時読んだこんまりさんの本では「過去の片づけレッスンのお客様で一番時間がかかった人は半年。現在受け持っているお客様は多分もっとかかる。」という内容が。

テレビで見た片づけレッスンのお客さんは、まだ実施半ばで8ヶ月かかっていました。

そう、こんまり流は おっそろしく時間がかかるのです(しかも床が埋まった状態で)←だから、かなりの人が途中で心が折れかかるそう。

生半可な気持ちで始めることはできません。

そのため、私は「片づけのための片づけ」などをして こんまり流の準備をしていたのですが・・・

これが進まない。

どっから手をつけていいのかわからない。

時間だけが無駄に過ぎてどんどん焦る。

そう、片付いていないのは『私の頭の中』も、でした。

思えば就業後・就寝前・起床後に無駄な時間を削られていたのも、「まず何を行動するか」が明確ではなかったり、目標時間までの行動が逆算できなかったから、ということも理由だったのでしょう。

それに毎日毎日の行動が不規則で、そもそも「今日は何をすべきか」も定まっていない。

趣味は多いけど、一週間のうちにどの趣味にどれだけの時間を割けばいいのか配分もできてない。

やりたいことは多いけど、しっかりした目標も決まってない。

とっ散らかってる・・・・!!!!!

そう、部屋もとっ散らかっていれば頭の中もとっ散らかっている。生活も目標もとっ散らかっている・・・
・・・これはもう、人生がとっ散らかっているとしか言いようがない状態なのです!

このとっ散らかった人生を片づけて、スッキリと暮らしたい。
それは部屋がスッキリというだけではなく、生活の仕方も頭の中も整理整頓してスッキリしたい。

そうやって、ノイズがなくなった人生で、自分のやりたいこと・やるべきことだけに精神を費やして過ごしたい。

ノイズに精神を削られる人生はもうたくさんです。

そのため、まずは一番目に見えてわかりやすい、かつ一番やっかいな「部屋の総片づけ」に取り掛かります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です