何となく「片づけよう」と思ってても、とっ散らかった頭と生活ではどこから手につけていいのかわからない。
その場でどんどん「アレをやろう」「コレをやろう」と決断・実行できる精神力がある人ならともかく、私は違う。
「時間がたっぷりある日にガッツリ片づけちゃうぞ☆」とか夢見てても、いざ休日になると寝て過ごしてしまう。
何のためのGWだったんだろう。
でも、自分が何もできないタイプの人かというと、そうでもない。
学校でも職場でもそれなりにやってるし、サークル活動の主催や仲間内イベントの幹事だってやってる。
年末の大掃除にはそれなりに片づけてる。
「平常の休日に何も行動できない状態」とは何が違うんだろう?
・・・それは、【やることが決まっている】と【締め切りがある】だ。
人間、『何時何時までにアレとコレをやらなきゃいけないですよ』と制限されると、やるんですよ。
「何とかしなきゃなぁ」と思っているものは何年経ってもやらないけど、「ソレの締め切りは◯日です」と言われればやる。
やることを指示されるのと、時間を指定されるのは大きいのだ。
そしてそれは細かく指示・指定された方が楽である。
「来週までに家を片づけろ」
とザックリ言われて「え…何からしよう。どんだけ時間かかるだろう」と考えるより、
「まず今から自分の服を畳んで、終わったら掃除機、午後は本を片づけて。明日は玄関の…」といった具合に『今何をするか』『何時から始めて何時までやればいいか』が具体的に把握出来たほうが行動しやすい。
その方が、
・迷って精神力を削られなくて済む
・行動時間が短いので疲れない
のだ。
寝不足で出社しても、「昼までの3時間、机の上のこの仕事を黙々やってれば済む」という状況になったら何とかこなせるのと同じ法則ですな。
(でもこれが休日の用事で「今日中にやってね」だと、寝不足理由に一日中グダグダしてしまって夜中にやり始めることになる)
思えば、グータラな自分も学校のプログラム通りに言われたことやってたら何とか人並みの生活を送れてた。
家では親がしつけをしてくれてる。
学校の時間割ってすごい。
お母さんありがとう。
社会人になってからは、管理職が指示してくれてる。
そして、誰も指示をくれない成人の私生活はとっ散らかることになる。
ああ、誰か指示を出してくれないかなぁ!
…って、もう自分で指示出すしかないじゃんね。
・・・というわけで、【時間割のススメ】なんである。
自分に細かく指示を出しといて、それに従いさえすれば疲れていても何にも考えずに黙々と片づけ行動をこなすことができる!
…という時間割を作ろうと思います。
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